若い友人が生活費が足りず工面するのに苦労している。この人は学校を出てから真面目に働いていて、節約をしながら暮らしているが、飼い猫の世話や扶養している家族の分などでどうしても毎月お金が足りない。手取り給与額を聞いてみると僕が20代の頃とほとんど変わりがないので驚いてしまった。ほとんど30年前のままなのだ。物価は上がっているし(主食の米の価格が倍になった!)、スマートフォンを誰もが持つようになったから通信費が余分にかかるようになった。でも貰える給料の金額は全く変わっていない。どうやって暮らしていけというのだろう。
都会では違うのかもしれないが、地方では昔も変わらず実家で親と同居していることを想定している。男女とも結婚して自分たちの家庭を持つようにならないと暮らしが成り立たない。この考え方に沿って生きるか、社会を変えていくかの極端な二択しかないのが問題なのだろう。
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